働きやすさの向上に一番関係するのは年齢である理由

頑張らない働き方

会社に入りたての頃、こんなことを思っていた。

「毎日色んなことを指摘されて大変だ」

「今は立場が弱いけど、頑張って勉強して技術力を上げれば、会社での働きやすさは増して、楽しくなるだろう」

こう思って地道に努力していたが、ある時気づいた。

働きやすさを左右するもっと大きな要素は、年齢である。


働きやすくなるのは、仕事ができるようになった結果ではなく、年齢を重ねた結果である。

自分には技術力がないから、何をしても指摘されるし、上司の機嫌を見極めて行動しなければならないなんて思っている人がいるとすれば、それは間違いである。

日本の会社では年功序列の風習がまだまだ存在し、会社の中では年齢が高い人ほど偉いとされている。

技術力が横ばいだとしても、働き続けて勤続年数が上がっていけば、自然と働きやすくなってしまうものだ。

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発言力が増す

年齢が上がると、それだけで発言力が増してしまう。

あなたが作成した資料を上司が指摘したとする。

あなたは上司の指摘に納得がいかず、反論したとしても、

「いや、ここはこういうもんだから」と言われたらそれ以上言い返せなくなってしまう。


会議でも、年上の意見が力を持ちがちである。

これは技術力とは関係ないことであり、目上の者が目下の者に意見するのはエネルギーが要らないが、目下の者が目上の者に意見する時は大きなエネルギーと度胸がいるものである。

そしてこれは、子供の頃からの「年上を敬うべき」という縛りからきているものである。

先輩は絶対という雰囲気

小学生の時は上級生を「先輩」として意識することはあまりないが(関わりがあまりないし)、

中学生になったら部活動がスタートした。

体育会系の部活ほど、上下関係が厳しい。

さん付け、敬語は当たり前で、先輩より先に練習場に着いて準備をしなければならないし、

同じ程度の実力なら先輩がレギュラーになり、大会に出た。

着替えの際は更衣室も使えず、謎のスペースに追いやられることもある。

書いていて涙が出てきたのでこれくらいにするが、とにかく先輩というものは絶対の存在だった。


今では、たった1,2年早く生まれただけで何がそんなに偉いのかと思うが、当時はとても逆らえるものではなく、

そしてその風習は高校、大学に入っても続き、ついに社会人生活にもついて回った。

僕たちは子供の頃から「年齢による序列は絶対」であることを刷り込まれてきた。

「仲間」が増える

社会人生活で年数が経っていくと、当然だが同じ仕事をしている人とは関わっている時間が増える。

直接仕事で関わらなくても世間話をしたり、そうでなくても毎日顔を合わせていれば仲間という意識は強くなる。


これが働きやすさにとても大きく影響する。

仲の良い同僚がたくさんいれば、その中で発言はしやすくなるし、ミスをしても暖かい目で見てもらえ、フォローもしてもらえる。仕事の合間にちょっとした世間話もできて気分転換もできるし、過ごしやすさが全然違う。

これが若手社員だと、まだ会社に入って浅いので、喋ったことのない人もまわりに多い。

そんな喋ったことのない人はどういう人かが分からないため、その人の前で失敗などしたくない。もしかしたら厳しい人で、怒られるかもしれないからね。

そんな”アウェー”感が、働きにくさを生み出してしまっている。

ミスをしたときの、立場による違い

こんなことがあった。

上司と2人で出張に行く用事ができ、金曜に神奈川県の事務所に行くことは決まっていたが、詳細は伝えられていなかった。

上司は忙しい人なので、詳細が決まるまで待っていた。

しかし前日になっても連絡がないので、自分から「明日の出張の集合時間・場所は決まっていますか」と聞きに行った。

すると、「出張であることを忘れていた。だが君も確認するのが遅い」と怒られた。

確かに「忙しい人だから」と遠慮せずに、もっと早くに確認しておくべきだったと反省した。


この例だが、もしこれが自分と上司が逆だったら、と考えてみてほしい。

自分に出張の段取りを決める権限があり、決まったら上司に伝える。

でも業務が忙しくて忘れており、前日になって上司が確認をしに来た。

その場合も、確実に怒られるだろう。

先の予定を見ながら仕事をしろ。早く周知しないと上司の方が困る。

ごもっともである。


さて、このような例では、どちらも悪いのだが、どちらの行動をとったとしても、起こる方向は”上司→僕”である。

でもこれは飲み込むべきである。

なぜなら、仕事には”教育”も含まれているからだ。
(イヤミを言いたいだけの上司もいるかもしれないが)

上のミスは単なるミス、下のミスは将来のためにきちんと反省すべきミスとなっている。

だから下の人のミスだけ許されない、というように感じることがある。


そして、年齢を重ねているだけで、”目上の人”という立場になる。

そこには技術力や仕事の出来不出来もあるが、やっぱり年齢が一番大きい。

まとめ

現在会社員になってまだ部下もいない人なんかは、仕事がつらい・楽しくないと思う人も多いかもしれない。

「あんなに入りたかった会社なのに、毎日怒られてばかりでもう嫌だな」と思う人は、

学生時代の部活動を思い出してほしい。


入部してから最初は素振りとか球拾いとか、つらいだけの練習で何度も辞めたいと思った。

でも学年が上がって試合にも出るようになり、部員や先生とも仲良くなってからは楽しくて仕方なかった。

仕事を続けて、楽しくて仕方ない状況が来るかは言わないでおくが、いまより楽になることは間違いない。

それには年齢が上がるのを待てばいい。


今、仕事をしていてつらくても、

技術力がないからと必死に勉強したり、合わないからとすぐ辞めたりする必要はなく、

焦らずに、楽になる瞬間を待つのもいいと思う。

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