平均年収データの嘘【トヨタの年収が800万じゃ低い】

大企業の実態

日本のトップ企業、トヨタ自動車の平均年収を調べてみたところ、835万円だそうです。

これを見て、どう感じるでしょうか。


僕は就活生の頃、トヨタの平均年収(当時は700万円台)を見て驚きました。

「うそ、えっ、低くない?」

と思いました。


日本を代表する超一流企業に入っても、年収800万円しかもらえないの?と。

日本に未来はあるの?と。

実際にはトヨタ社員はもっと給料をもらっています。

そもそも日本のトップ企業の社員が年収1000万を超えていなければ、日本は世も末です。


そこには平均年収データのからくりがあるので、説明していきます。

就活や転職活動をしている人、ネットで平均年収を見て絶望するのはまだ早いかもしれませんよ。


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トヨタの平均年収

平均年収が800万ちょいのトヨタ自動車ですが、実際にはトヨタに入社できたらあなたの人生は、年収1000万がほぼ確定します。

ほぼ、と書いたのは、働き続けることができずに途中で退社したりするパターンがあるからです。

30歳で年収が上がりきる前にうつ病になり、会社を辞める、となれば年収は600万ほどでストップです。


それ以外は、働き続けていれば年収は上がっていきます。

40代で1000万は超えます


年功序列の給与テーブルがあり、社員ほぼ全員の給料が年月で同じように上がっていきます。

だから、特に大企業のサラリーマンは、上がらない給料を上げようと必死に頑張るよりも、うつ病や他の病気にかかるリスクを減らす努力をする方が賢明な人生設計になります。

サラリーマンは仕事を頑張らない方がいい理由
多くの人はサラリーマンとして働き、毎月決まった額の給料をもらっている。で、やりたくない仕事だけど生きていくために仕方なく働いているサラリーマンはたくさんいると思う。 例えば、宝くじで6億円が当たったら別にその会社で働...




さて、上記の話はトヨタに勤める友達の話ですし、他の大企業も似たようなものです。

ですが、年収800万のイメージとは大きく離れているようですね。

なぜでしょう。


企業の平均年収は技術職の年収も含む

答えは簡単で、企業の平均年収データは、技術職や一般職等、他の職種の人も含むからです。

現場の技術職など高卒の人がほとんどの職種では、大卒の総合職と比べると給料は大きく下がります。

平均年収でググると、会社全体の平均年収が出てくるため、実情とだいぶ違ったデータが出てくる、というわけでした。


これはメーカーや建設、インフラ業界などによく見られます。

逆に、現場職や技術職などがない会社では、ネットで出てくる平均年収と実際はあまり差がない、というわけです。


富士ゼロックスの平均年収

富士ゼロックスという、富士フィルムの兄弟会社を知っていますか?

元々コピー機の会社で、今はソリューション(システム)を売りにしている評判の良い会社です。


僕らが就活をしていたころ、富士ゼロックスは人気の企業でした。

なぜなら、「富士ゼロックス 年収」とググると、


915万


と出てくるからです。

これはアツい!

トヨタ自動車よりも日立製作所よりも高い!

などとワクワクしたものです。


ですがこれにはワケがありました。

富士ゼロックスは、製造部門を「富士ゼロックスマニュファクチュアリング」という会社に分けているのです。

そうすると、富士ゼロックスの平均年収は現場職の人を含まないものとなり、とても高いように見えるのです。

というか、富士ゼロックスの給料ももちろん高いんですが、「年収700万」と出てくる他の会社の方が実際は給料がもらえる、なんてことザラにある、ということです。


就活生のみんな、気を付けて!


そもそも富士ゼロックスは企業規模も売り上げも、トヨタ自動車とは比べ物にならないくらい小さいです。

冷静に考えれば、年収だけトヨタに勝つ、なんてことあるわけありませんね。


企業は平均年収を低く見せたがる

四季報なんかで公表している年収も、会社全体の年収です。

なぜ企業は、職種で分けた年収を出さないのでしょう。そっちの方が分かりやすいのに。

これにもからくりがあります。


会社が公表している年収は就活生向けではありません。

株主や投資家など、会社を支えている人に向けています

株主や投資家がどの企業にお金を出そうかを選定するとき、年収も大事なデータになるのです。


「この会社は従業員にたくさん給料を払うくせに、株主にはこれっぽっちしか配当を渡していない!」

などと思われないよう、企業は年収を低く見せたいわけです。


でも、嘘を公表するわけにはいきません。

だから、他の職種と平均をとった値を出しているんです。


ちょっとずるいですね。


平均年収サイトはバカなの?

就活生は、「この会社に入ったらいくらもらえるか」を知りたくて、平均年収をググります。

その結果、いろんな職種の年収が混ざった値が出てきて、これを信じてしまう人もいます。


「総合職と技術職の年収の平均なんて意味のない値だ!」

「平均年収サイトは役に立っていない!」

「平均年収サイトはバカなの?」

と思う人もたくさんいると思います。


ですが、そういうサイトからしたら仕方ない部分もあります。

なんせ企業により公表されているデータがそうなっているんですから。

実際に働いている社員にアンケートでもとれば、総合職の年収がどのように上がっていくかも出せるでしょうが、企業は無数にあるので現実的ではありません。

結局、企業が公表しているデータをまとめたり、年収のカーブを推測するしかないのです。


結局、平均年収は分からないの?

じゃあ就職活動・転職活動をする際、その企業に入ったらいくら稼げるかは分からないのでしょうか。

いえ、別の方法があります。


それは「口コミサイト」を使うことです。

口コミサイトなら、実際に働いていた社員が情報を出すので、「40歳でいくら稼げるか」などちゃんとした年収が分かります。

一番おすすめしたいのはキャリコネ。



ここは給与明細まで載っているので、「30代で年収600万円台」とかふわっとした情報でなく、ガチの給料が分かります。

こんな感じで。




また、「本物の社員」でなければ投稿できないため、情報に信ぴょう性があります。

どういうことかというと、登録が少しめんどくさいんですよね。業種とかを矛盾なく入れないといけない。

「適当な情報入れてやがるな」と思われるとはじかれるので、正しく登録しましょう。


キャリコネの公式サイトはこちら

10万件の企業口コミ。キャリコネ




登録がめんどくさいよ~って人は「転職会議」がいいかと。

グーグルアカウントがあればすぐに登録できます。サイトは見やすいし、情報も十分。

すぐに情報を見たいときはこっちを使ってください。


こんな感じ。

ただ、やっぱり年収が上がっていく様子はイメージしにくい。

時間があったら、キャリコネを見ておくといいです。

正しい平均年収データ

「トヨタ 年収」とググってすぐに出てくる情報は本当に欲しい情報とは限りません。

これから就職や転職を考えている方は、会社の情報を正しいところから得るようにすると、間違った就職・転職をしにくくなります。

頑張ってください。

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