大企業っていいですよね。
中小企業に比べ給料は高いし、そのくせ仕事内容は中小企業より楽なことが多いんですから。
大企業は最強です。
ただ1点、転勤のリスクがあることを除けば。
会社の都合で人生を変えられてしまう転勤。
今回は、大企業について回る、そんな転勤リスクを極限にまで小さくする方法について紹介します。
意向を聞かれたらはっきり答える
僕の会社に限らずですが、「やっぱり地元で働きたい?」とか上司に聞かれたときに「特に勤務地はどこでもいいです」と虚勢をはってしまう人がけっこういます。
その結果田舎の方に飛ばされていった人を何人も見てきました。
多分、『転勤が嫌だ』と考えていることが上司や会社ににバレると、『使いづらいヤツだ』と思われてしまうと思ったんでしょうか。
もしくは『転勤が嫌だと思っているヤツはダサい』とか考えたんでしょうか。
もちろん就活している間はいいですよ?
「どこでも頑張れます!」「世界で広く活躍したいです!」なんてアツいこと言う学生は魅力的ですからね。
でも会社入った後は正直に「地元で働きたいです」と言った方が転勤になるリスクは減ります。
聞かれたら、正直な気持ちを出せるようにしておきましょう。
親の介護の話を持ち出す
飲み会の場でも、面談の場でも、転勤についてどう考えているかを話すチャンスはありますが、その際に、
『親の介護を頻繁にしている』
という情報を伝えれば、転勤になりにくくなります。
※親の年齢は会社側は知っているので、若い場合は祖父母がオススメ
上司との面談が年度に1,2回ある会社は多いと思いますが、その際に「家庭環境で気になること」を話すべきです。
(面談シートにその項目がある会社も多い)
ちゃんとした面談では特に、従業員の悩みや生活環境をくみ取ろうとしているので、効果的です。
また、転勤の話がもう出てしまったときでも、『親の介護』は使えます。
友人は転勤の話が出たときに、「親の介護があり離れることはできない。親が亡くなったあとなら動ける」と話し、転勤を免れました。
ぜひ使ってみてください。
体が弱いキャラになりきる
他の記事でも書いていますが、会社では『体が弱いキャラ』でいると得をすることがたくさんあります。
転勤についても同じで、「違う環境にさせるとダメそうだな」と思わせたら勝ちです。
現に、若くても心臓が弱い人で、転勤をさせないようとになっている同僚がいます。
『体が弱いキャラ』になるには、
「よく体調を崩すと周りに話す」
「たまにマスクをする」
「もっとたまに体調不良で休む」
など考えて色々やってみましょう。
最終奥義『転勤になったら辞めます』
これは僕の話になるんですが、
転勤になったら辞める、と会社には言っています。
理由は、親の介護とか親にもしものことがあったらすぐ駆けつけられるように、とか適当なことを言って。
さて、会社はどう考えるでしょう。
田舎の事業所で人が足りなくなり、転勤の候補者を探す際、
「転勤なら辞める」
と言っている人に転勤と言うでしょうか。
そんなことしませんよね。
他に候補者がいれば、僕を選ぶなんてリスキーなことしません。
1人退職したら会社にはけっこうなダメージですから。
「そんな自分勝手なこと言っていいの?」と気になった方、いますよね?
僕は社内評価をどうでもいいと思っているのでそもそも気にしていませんが、それでも同期に比べてちょっと高いくらいです。
「転勤になったら辞める」と言っているくらいで評価は下がったりしません。
自分の思いは会社にきちんと伝えた方がいいです。
そうでないと会社は、転勤したい人なのかしたくない人なのか分かりませんからね。
我慢して転勤なんてしなくていい
僕も転勤は嫌です。
会社の都合で、家族と別れて暮らさなければいけなくなる。
どこに住むかで人生なんて変わってしまうのに、どこに住むかも自分で決められない。
みんな我慢しているんだから、転勤も受け入れるべきだなんてそんなこと知りません。
みんな我慢しているなら、僕1人くらい我慢しなくていいでしょって考えましょう。
なんでこういう記事を書いたかっていうと、転勤のリスクを恐れて大企業に入らない、というのはとてももったいないと思うからです。
転勤のリスクさえ抑えれば、大企業を狙わない理由がありません。
大企業にはいいことがいっぱいです。それについても書いたので読んでみてください。

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