就職活動を頑張り、
苦労して入りたい会社に入った社員ほど、
人生がリスキーになる。
会社への愛着は捨てたほうがいい
昔は、
「会社への忠誠心こそ大事!」
「上司の言うことは死んでもやり遂げろ!」
のような謎の根性論が蔓延していたようだが、
今は時代が違う。
仕事に対する熱は一人一人違うが、
個人的には、
「クビにならない程度でいいや」
から、
「クビになってもいいや」
というくらいの熱で働くくらいが一番コスパがいいと思う。
会社への愛着を捨てれば働き方が柔軟になる
何を言っているかというと、
仕事に対してそれくらいの熱で働いている人は、
職場の環境が悪くなったりすると
(ド田舎への転勤や、パワハラ上司の出現など)
その会社に見切りをつけ、
他の会社に期待することもできるが、
その会社に愛着がある人ほど、
「会社をやめる」という選択肢が思いつかない。
もしくは、思いついているのに気づかないフリを続ける。
愛着はいつか執着に変わる
社会人が心を病んでしまう割合は思ったより高く、
過去、うつ病だと診断されたことのある人は10%にも及ぶ。
長い長い社会人生活で、まず心配することは
クビになることよりうつ病になることである。
であれば、会社への愛着が
「会社をやめる」という選択肢を潰し、
逃げ道の一つを塞いでしまうことは、
怖いことだと思わないだろうか?
会社への愛着は、自分だけでなく、
親や友人も絡む場合がある。
親戚の集いに参加する度に、
「仕事は順調か?」
「素晴らしい会社に入れたんだから、これからも頑張れよ」
などと言われたり、
友人と飲んでいて
「いいよな~お前は。俺らの希望の星だぜ」
などと褒められると、
「この会社にいることで自分の評価は高いんだ」
「この会社を辞めてしまったら周りの人にどう思われるだろう」
などと思い、
それは会社への愛着を強くしてしまう。
その結果、自分の中でその会社が唯一の存在となり、
会社や上司の無茶ぶりに対しても感度が薄れてしまう。
会社との関係はドライなくらいでいい
会社との関係は、ある程度ドライな方が、
人生において柔軟に選択肢を選べるし、
選択肢が他にもある、と考えるだけでも
追い詰められにくくなる。
気が楽になる。
世の中、仕事はたくさんある。
今の会社をクビになっても、
別の会社はすぐに見つかる。
心配なら、転職サイトを覗いてみて、
プロフィール入力でもしてみたらいい。
あっという間にたくさんのスカウトが来る。
AIに仕事を奪われるという記事も見るが、
まだ数十年は先の話だし、
AIがメジャーになってもまた別の仕事が生まれる。
自動改札の導入により、駅の改札で切符を切る人は必要なくなったけど、
その代わり今はITエンジニアが大不足しており、
未経験でも欲しい企業がたくさんあるくらいだ。
まとめ
「今の会社はいつクビになってもいっか」
くらい肩の力を抜いて働くと、
今よりしんどくなくなると思う。
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