残業代が一部しか出ないブラック企業の割合が高かった話

頑張らない働き方

僕の会社は残業代が100%出る。

18時45分まで働いたら、その時間までの残業代はもちろん全て出る。

でも、これは珍しいことのようで、友人と話すと、残業代が全て出るわけではない企業が相当数あることに気づいた。


では、世の企業のうち、残業代がフルで出る会社はどのくらいなのか調べてみた。

すると、日本の約70%の会社では残業代が一部支払われないらしい。

今回はそんな企業に対して文句を言う回。

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残業代が出ない会社

では、残業代が全て出るわけではないというのはどういうパターンなのだろうか。

僕のまわりでは「セルフ残業」と「裁量労働制」の話を聞く。

セルフ残業

友人の会社では、定時後に働く場合は全て「残業」扱いになるわけではないらしい。

本当に必要な残業の場合は申請して「残業」扱いにしてもらい、それより重要度が低い場合は「セルフ残業」となり、賃金が出ないらしい。


なんとまあブラックなことだろうと思ったが、後々他の友人に話を聞いてもこういうやり方をしている会社は意外と多い。

ちなみに「自分の会社は残業代が全部出る」というあなたは、自分がけっこうレアな会社員だということを覚えていた方がいい。


そもそも「本当に必要な残業」とそうでない残業はどう判別するのだろうか。

課長がいちいち「今は定時後。この人は今この仕事をしているから、必要な残業だな」とか課員全員のリアルタイムの仕事を把握しているとでもいうのか。

それに、本当に必要な仕事とそれ以外の雑務があったとして、定時時間内に雑務をやって、定時後に本当に必要な仕事をやっていたら残業はOKなのか。逆はダメなのか。

結局、仕事の順番を上手くやるやつやが残業代をもらえて、真面目なやつが損をすることになっていそうである。


会社からしたら、残業代を全部支払うより人件費を抑えられるからいいとは思う。

生活残業(残業代をもらうためにわざと残業をすること)をする社員もいるから、その対策にもなっている。

しかし真面目に働いている社員からしたら本当に良くない制度だと思う。

裁量労働制

今は最良労働制を敷いている会社も多く存在する。

友人の会社は誰もが知る大手企業だが、入社数年して昇進すると「普通の残業制度」か「裁量労働制」かを選ぶ時期が来る。


裁量労働制を選んだ場合、実際の残業時間に関わらず30時間分の残業代が確定するらしい。

どちらの働き方かを選べるとは言っているが、実情は違うらしい。


女子社員は確かに選べる。そして普通の残業制度を選ぶ人が多いらしい。

もし忙しい部署に異動にでもなったら裁量労働制では損をするから、リスクを考えてそっちを選んでいるのだろう。


問題は男子社員だ。

男子社員は有無を言わさず「裁量労働制」を選ばせられる空気があるらしい。

先輩社員も皆そうなのだから、自分だけもう一方を選ぶことなんてできない雰囲気なのだろう。

そして、多くの人は30時間以上働かざるを得ない仕事をする。


これは体のいいピンハネだと思う。

そもそも二つの制度から選ぶシステムってなんだ。働いた分はちゃんと払え。

裁量労働制はもともと外回りの営業とか、勤務時間を把握しづらい職種の人用のものだ。

なぜ開発部隊にいる友人は裁量労働制で働かされているのだろう。


この制度も会社からしたら良いかもしれない。

社員はタダで残業はしたくないから、決まった残業時間以内に抑えようと効率化を図ったり、集中して業務に取り組むようになる。

しかしこれも、社員の立場だったら納得しがたい。

残業時間の管理

冒頭に、僕の会社では残業代が100%出ると書いた。

これはPCの最終シャットダウン時間が管理されており、その時間までを「働いた時間」として残業時間がつけられるからである。

これは進んでいる方かもしれない。

友人の話では、社員証をリーダーにかざして、「ピッ」とやって管理する会社もあったし、中小企業では未だにタイムカード※を使っているところもあった。

※社員毎に紙でできたカードが用意され、出退勤の際はカードを機械に入れる。すると時刻が印字される。


ひどいところでは上司がExcelシートで管理しているところもあった。

そんなの改ざんし放題だし、それを管理している上司は必ず最後に帰るってこと?

共有サーバーに置いて誰でもアクセスできるようにしているとしても、好きなように値を変えられてしまうから、そんな管理方法は意味がないと思うけど。


残業時間の管理があいまいな会社ほど、残業代が支払われないケースが多いと感じる。

ごまかせてしまうシステムだから、残業時間や残業代がごまかされてしまう。

そうなったら、会社が管理方法を変えることを期待するより、きちんと残業時間が管理されている会社に転職した方が早い。

残業代問題の発端は何か

そもそも残業がなければ残業代が払われないなんて問題起こらないはず。

ではなぜ残業をしなければいけないかというと、「仕事が多いから」だろう。

その人が定時内でさばける仕事量以上を担当させられているから、残業しなければいけなくなる。


ある友人は給与明細を見たとき、「残業時間が少ない」と感じたらしい。

実際にした残業時間の半分ほどの時間しか計上されていないので、人事に電話をした。

すると、「自分の仕事が遅くて残業をした場合は残業時間に含まれないことになっている」との回答をされたらしい。

こんなブラックな会社が未だに存在するのかと思った。


百歩譲って、仕事が遅かった分は諦めるとしても、社員一人一人の毎日の「仕方なくて残業した分」と「仕事が遅くて残業した分」は誰が数えているんだ。

もう百歩譲って、きちんと計算されていたとして、社員の仕事量は均等なのだろうか。

Aさんの仕事量とBさんの仕事量が少しの差も無く一致することなんてありえない。

それなのに、定時内で終わるだろう仕事をこなせなかったからと残業代をさっぴくなど、不公平極まりない。

会社側が仕事の振り分けをし、その仕事量が多いから残業しなくちゃいけない状況になってるんじゃないの?

まとめ

会社は残業時間に合った残業代を支払う義務がある。

残業代がフルで支払われている会社は70%しかないというのは驚きだったが、これが日本の実情ということだろう。

もらえるはずのものがもらえないというのは思った以上にストレスフルだと思う。

これから就活をする人は、知名度や年収だけでなく、「残業代がきちんと出るか」も気にしてみて欲しい。


現在サービス残業をしている社員の方は、残業代のことなんかでストレスになったり会社と揉めるようなら、思い切って転職を考えてみるというのも手だ。

残業代程度で、と思うかも知れないが、残業代がきちんと出る会社はだいたい他の条件も優れている。

ホワイト企業で働くことの良さは、また別の記事で紹介しよう。

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