出向のメリットとデメリット

大企業の実態

『出向』って知っていますか?

特に大企業では良くあることで、子会社や関連会社へ移り、そこで働くことです。

例えば、
「富士フイルムで働いていて、異動となり、富士フイルムメディカル株式会社に出向」
のようなことです。


勘違いしている人が多いんですが、出向しても籍は元の企業に置いたままなので、給料その他の待遇が悪くなるわけではありません。

なので、出向の可能性がある会社に転職を考えている人もビビらなくて大丈夫です。

そして、ある程度以上の規模なら、出向がある会社はかなり多いです。


僕は以前出向を経験しているので、出向して良かったことと悪かったことをお伝えします。


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出向イコール戦力外通告?

まず出向についてもう少しだけ説明させてください。


ドラマ『半沢直樹』で、出向は出世競争に敗れた人がさせられるもの、といった認識が世の中に広まっていると思います。

確かに銀行業界では古くから悪い意味での出向があるみたいです。

ですが、そういう意味での出向はごく一部です。


今、普通の会社で出向することになったら、

・今後のために知見を広めさせるため
・親会社で研究したものを、子会社で実用するため
・人材交流を活発にさせるため

という意味合いがほとんどだと思います。


そもそも左遷させる意味だったら、出向で給料下がらないのはおかしいですからね。

左遷されて出向ということもまれにあり得ますが、この場合本人が気づくはずです。パワハラをして問題になったとか。仕事で大問題を起こしたとか。


だから、普通に仕事していて出向を命じられた場合は、『悪い意味じゃない』と安心してください。

ちなみに友人の場合は新卒入社して初期配属が出向先だったそうです。これもよくある話。


出向のメリット①出向先の会社の福利厚生も使える

さてここからは出向のメリットです。

これは会社にもよりますが、出向元の会社の福利厚生はもちろん使えて、更に出向先の会社の福利厚生も使えることが多いです。


僕は大企業からその子会社へ出向したんですが、

実は福利厚生って大企業より大企業の子会社の方が充実していることが多いんですよ。

その分ベースの給料はもちろん大企業の方が高いですよ。かなり。


だから、大企業の給料をもらいつつ、大企業の子会社の福利厚生を使える立場って最強じゃね?って思っていました。


例えば自分が経験したもので言うと、

家賃補助の額が出向先の会社の分でもらえる

出向元の会社は月3万まで、出向先の会社は月4.5万まで支給でした。


人事の人に「どちらの家賃補助でも使えるよ」と説明されたのですが、

僕「多い方で!(即答)」

と答えました。当然ですよね。


元の会社の同期(出向していない)にはかなり羨ましがられました。

資格試験の祝い金がもらえる

出向先の会社では資格をとったときに難易度に応じて祝い金がもらえるシステムでした。

なので、基本技術者試験(5万)とか、応用情報技術者試験(10万)とか、色々とってお小遣い稼ぎをしていました。


出向のメリット②相対的にできる社員になる

親会社から子会社へ出向する場合ですが、その子会社には、

・親企業から出向してきた人
・子会社で採用された人

がいますよね。


基本的に親企業の方が入社するのは難しく、学歴も高いので、

親会社から出向してきた社員は相対的に『できる社員』として見られます。


こんなことがありました。

社員A「大学はどこ出身なんですか?」

僕「あ、○○大です。」

社員A「すごいっすね…僕▲▲大なんで、色々迷惑かけちゃうかもしれません」


…いや、だからといって僕は別に仕事できませんけどね。


ただ、出向せずに親会社で働いていた場合と比べると、まわりの人のレベルが高くて嫌になることとかはないかな、と思います。

求められる水準が低くなるので。

まわりにコンプレックスを抱くこともなく、割とストレスフリーに働けています。


出向のデメリット①名刺がダサい

続いて出向のデメリットを発表します。

親会社から子会社への出向の場合、名刺が変わります。

『富士フィルム』と名刺に書いてあったものが、出向したため今日から『富士フィルムメディカル』と書かれた名刺を使うことになる、という感じです。

「ダサい」は不適切ですが、親会社にどうしても入りたくて頑張って入った人には、親会社の名刺が使えないというのはイタいです。


特に、入社して初期配属で子会社に出向になった場合、親会社の名刺を手にすることのないまま、となります。

親や親戚に配る名刺が子会社のものしかないので、嫌な人には嫌なデメリットですね。


出向のデメリット②給料を羨ましがられる

これも親会社から子会社に出向した場合ですが、もらっている給料が違うことで羨ましがられます。

僕のところでは、親会社と小会社では、給料が10:7くらいだと言われています。

僕らが700万円を稼ぐ年齢だと、小会社では490万円を稼いでいます。


しかもこれが、同じ仕事をしているのにです。


小会社の人はそんなこと分かっているので、それがきっかけでイジメがあるとかはありませんが、羨ましがられることはあるでしょう。

僕も「これからいっぱい稼ぐようになるからな、銀行口座教えとくね」なんて冗談(脅迫)を言われたりします。


だったらより大きい企業に転職してもいいのでは?と思うこともありますが、まあそんなもんです。

まとめ

出向のメリット・デメリットを紹介しました。

そもそも出向は自分がするというより上からさせられるものなので「みんなも出向しようぜ!」ってことではないのですが、

これから就職・転職をする人は出向の可能性がある会社とない会社、どちらが自分に合っているか考えてみてもいいと思います。

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